(仮称)惣辺奥瀬風力発電事業・開示公文書

市民団体とりどりでは、十和田市と日本風力開発株式会社(子会社含む)のやりとりについて2回の公文書開示請求を行いました。

①2022年12月6日以前の関連書類をすべて開示

②2022年12月6日以降から2024年1月22日までの議事録や入電記録に絞った開示

このうち②の中で、広く市民に知っていただきたいやりとりがありましたので、公益性の観点からWEBサイト上で公開することといたしました。
ダウンロードしてぜひ御覧ください!

PDFファイルは文字検索可能な加工を行っています。(AIによる文字認識レベルのため、完全ではありません。)
今後、すべての文書を手作業で文字起こしし、市民団体とりどりのWEBサイト上でも文字検索できるようにしていきます。

まず特に知っていただきたいものピックアップしてみました。

※以下は文字起こし※

R5/11/17

十和田風力開発(株)/打合せ記録

内容:風車建設位置について
日時:令和5年11月17日(金) 13:30~14:00
来庁者:■十和田風力開発(株) 〇〇氏、〇〇氏
対応者:口農林畜産課 〇〇

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内容

十和田風力開発(株)(以下「十和田風力」という。)から風車建設位置に係る説明(市営 惣辺放牧場内建設位置の経緯について)【資料持参】

■十和田風力開発(株) 〇〇氏
前回の説明時にいただいた4つの課題(?)のうち、贈収賄事件に係る回答には不測の日数を要するため、市営放牧場内に風車を建設するに至った経緯だけでも、所管課に説明したくアポなしでやって来た。

口農林畜産課 〇〇
放牧場内に風車を建設する件については、当課の範疇では収まらない。政策財政課をはじめ、関係課を集めたうえで説明をしたほうがよい。

■十和田風力開発(株) 〇〇氏
重々承知しているが、贈収賄事件も一緒に説明するとなれば、冒頭に説明した通り、いつ開催依頼できるかわからない。六ケ所の風車倒壊事故については説明書がまとまっている。

口農林畜産課 〇〇
では尚更、事件と別に考えては。事件は都度説明したらどうか。

■十和田風力開発(株) 〇〇氏
承知した。市営放牧場内について、少し説明したい。日本風力では十和田市に風力発電事業を計画した当初(2021年4月)から、基数は変更しているものの、惣辺放牧場内に設置する予定で十和田市に対して現地説明している。

口農林畜産課 〇〇
了解した。でもそれはそれ。担当者レベルの話。その後、十和田市の意思決定は受けたのか。
こちらには、そのような書面が保管されていない。
当時の農林畜産課長の名で「仮同意書」は存在する(恐らく現地で、風速計を設置したい旨の説明があったか?)が、この「仮同意書」はあくまでも、風況調査のため、風速計を牧場内に設置する行為に対しての[同意」であって、風車を建設してもよいという意昧のものではないと思われるが。
統括部局の政策財政課に対して申請なり、協議なりしたのか。

■十和田風力開発(株) 〇〇氏
社に確認したら、そのような行為をしていないと。

口農林畜産課 〇〇
よくその状態で今まで市に説明をしてきたものと感心する。結局はその時点から市と日本風力で能甑が生じてしまったのでは?市から今後の対応として、申請書や協議書を提出するよう指示はなかったのか。

■十和田風力開発(株) 〇〇氏
その件に関しては、〇〇も反省じている。確認してもその辺(協護書などの提出)は曖昧である。

口農林畜産課 〇〇
昨年、そちらから新たな風速計を設置したい旨の説明があったが、市長の同意が得られなかったのも(牧区内の設置)理解できる。
改めて、謝罪も含めーから説明が必要では?
また、牧区内に設置された時の予想図があれば市長含め関係課も想像しやすいと思われる。(展望台からの風景も含めて)
作成できるか。

■十和田風力開発(株) 〇〇氏
努力する。

口農林畜産課 〇〇
はっきり言って、社としては機能していないと思う。日本風力は六ケ所村での事業を含め、全国展開しているものだと思っている。あまりにずさんではないか。

■十和田風力開発(株) 〇〇氏
惣辺奥瀬風力発電事業ほどの大規模な事業は今回が初めて。

口農林畜産課 〇〇
まずは、もう一度本案件を持ち帰って、全体説明開催に向けて、資料等準備されたい。<どい説明資料は必要ない。

■十和田風力開発(株) 〇〇氏
来年1 月ぐらいに開催できるよう、資料を作成したい。

※文字起こし終わり※

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